のだめカンタービレ12
- 作者: 二ノ宮知子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/05/13
- メディア: コミック
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千秋様のシベ超2、じゃないシベ2に大満足。ぴったり。前から演奏したらいいなと思ってた。
バッハについては深く納得。私は聞く側だけど、やはりバッハのかっちり構築された精緻さにひいてしまいがち。でもやっぱり「正しいカレーはおいしい」。ただし演奏者はまた違う問題を抱えるんじゃないのか? 正しいカレーをレシピ通りに作って客に出すだけなら何のための演奏者なの? これからその話になるのかな。続巻に期待。
「前から」というのも卑怯なので展開予測。いずれジャズへの逸脱というエピソードが来るんじゃないか*1。「なぜクラシックなのか」という問題が出てきそう。
しかし、ギャグ路線を脱してもこの作品がこんなに売れるなら、『音吉君のピアノ物語』だってもっと評価されていいだろうに。ホール借り切って人形で満員にしてリハーサルとか、週一で北海道から東京にピアノレッスンに来ていて家庭崩壊なんていう、リアルな業界話で面白かったが…。やはりマンガはキャラクター次第だな。
*1:作者が取材を厭わなければ。