文庫が少ない

本の整理をして気づいたが、文庫本の率がえらく低い。少ない文庫のなかでも、初刊行が文庫である、つまりそもそも単行本が存在しないモノが50%、岩波文庫などの古典が25%程度。「文庫落ち」したモノをほとんど買っていないらしい。

文庫落ちを「待つ」というのは恥ずべき行為なので*1しないというポリシーがある。つーか単に待てない。それで少ないのはいいとして、「はじめてその本を知ったときにもう文庫落ちしていた」と言う出会いが少ないのかも……。知らず知らずのうちに決まった著者のモノしか読まなくなっているんだろうか。自戒自戒。

*1:文庫が出る為には単行本が売れなければならない。つまり文庫待ちというのは著者をサポートしないのみならず、単行本を買った他の読者に経済的に依存しているわけだ