ニューオリンズの白デブ吸血鬼

ニューオリンズの白デブ吸血鬼

ニューオリンズの白デブ吸血鬼

  • 作者: アンドルー・ジェイフォックス,Andrew Jay Fox,大谷真弓
  • 出版社/メーカー: アンドリュース・プレス
  • 発売日: 2004/09
  • メディア: 単行本
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入手困難。日本一の売り場面積を誇る某書店で見つけられませんでした。ネット購入推奨。
作者は「重力が衰えるとき」のジョージ・アレック・エフィンジャーの教室出身だとか。クラリオン・ワークショップの孫弟子が現れたか、と感慨頻り。

主食の人間がニューオリンズの油まみれ料理*1を食いつけているため血液ドロドロになったヴァンパイア。彼を襲う5分に1回の不幸。

前半あまりにベタなスラップスティックにひきますが、デブで無能で頭悪い主人公がだんだん可愛くなって応援したくなってきます。
ラストでしんみり。

あくまで軽い読み物として良作。

*1:でも描写がとってもうまそう