この世の天国「いんたぁばる」
大阪へはしょっちゅう行くのだけど、最近ミナミが面白くないので、天満の方で遊んでいる。今回ごみごみした商店街の奥に見つけたのがバー「いんたぁばる」。ここはこのブログに遊びに来てくれている方のほとんどが超絶気に入りそうな店です。
基本バーなのですが、床面積の半分くらいがオープンな小上がりになっていてちゃぶ台&座布団の席です。
深夜3時までやっている夜型の店ですが、フードも充実。カレーがおいしそうだった。基本女の子向けの店なので、カクテルは全体に激甘なのですが、非常においしかった。夫は柿とコアントローのオリジナルカクテル、私は自家製(!!)ジンジャーエールのモスコミュールなど飲んでいました。マスターは元はオーセンティックなバーをやっていたらしいので、ちゃんとしたカクテルも、頼めば出てくるものと思われます。
しかしキモはそこじゃない。ここは「本棚バー」なのです。壁一つが丸々本棚になっています。この本棚は、客が自由に本を置いていい。ペンネーム(本棚ネーム?)の入った自分のコーナーを作れます。管理も置いた客がやります。で、客はすべての本を、自由に読んでいい。
座布団でくつろいで、自分の本と他人の本を、お酒を飲みながら、終電気にせずに、いくらでも読んでいい。
完璧な天国じゃないか! 近くに職場があって、独身だったら、四畳半のアパートを借りて、寝具だけ置いて、後すべての時間をここで過ごすこと可能じゃん! マンガ喫茶難民ならぬいんたぁばる難民。
お酒が入った状態なので普段と好みが違ってくる感じで、それにそういう場所で自分好みの本を読んでも意味がないし、普段手に取らないであろうこんなのを選んでぱらぱらやってたら妙に癒されました。
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近くに住んでたら私もマイ本棚をつくりたいな。でもセレクトが難しそう。好きな本、と言うだけでは違う気がします。分厚い小説は読み切れないし、食事中に読むんだからグロ関係はいかんだろう。ネガティブな内容のものもよろしくない気がするし、空間の雰囲気を壊さない気配りも必要。ラブやん置いたヤツ自重しろwww。
今思いついたのはこのあたりかなあ。
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皆さんだったら何を本棚に置きますか?