暗闇のスキャナー

気をもんでいたが、リチャード・リンクレイター監督で映画化本決まりらしいですね。大期待。『スクール・オブ・ロック』おもしろかったし。実写にアニメーション処理をするんだとか。

「僕が目指しているのは、フィリップ・K・ディック小説の完璧な映画化なんだ。ほら、他のハリウッド映画は、ディックの小説からアイデアを盗んで、アクション映画に仕立ててしまってる。僕としては、『暗闇のスキャナー』のあの物語を語りたいんだ。ボブ・アークターと友人との物語をね。ツイストやアクションなどはほとんどなくて、キャラクターたちがダラダラ喋るだけっていう、僕流のSF映画だよ(笑)」
いい!いいねえ。『暗闇のスキャナー』はSFでもなんでもなくて、青春グラフィティ、もろくも崩れ去る若き日のタマリ場を懐かしむ浪花節。『究極超人R』や『げんしけん』などの文系ダメ部活モノのくくりですから*1。ウジウジしゃべって最後に泣かせてほしいですな。ハンカチ10枚持って見に行きますよ。

しかし、『トータル・リコール』『ペイチェック・消された記憶』『マイノリティ・リポート』と同じ原作者で主演キアヌ・リーブス、んでトレイラーがこれという情報を頼りに観に来て上記だったら……詐欺ですなw。

はまぞうで探したら山形訳が出てきちゃった。私はサンリオSF文庫で読んでるのでこちらは未読。この機会に読んでおくか。

*1:そういえば、実はクマのプーさんもこの分野なのだよな。この手に弱いんだなー。