「ラヴァーズ・キス」−「海街diary」−「すずちゃんの鎌倉さんぽ」、そして「美鳥の日々」
- 作者: 吉田秋生
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1999/08/01
- メディア: 文庫
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- 作者: 吉田秋生
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/04/26
- メディア: コミック
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海街diary(うみまちダイアリー)2 真昼の月(フラワーコミックス)
- 作者: 吉田秋生
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2008/10/10
- メディア: コミック
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すずちゃんの鎌倉さんぽ―海街diary (フラワーコミックススペシャル)
- 作者: 海街オクトパス,吉田秋生
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2008/10/01
- メディア: 単行本
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「ラヴァーズ・キス」うをををを耐えられないwwww。北鎌倉の高校生が海で遊んでるわけない、ましてや長谷でばったりなんてあり得ないとかそういう田舎者臭いことが言いたいのではない*1んだが、見知った場所でこんなにも麗しい方々が私の苦手なメロウでアンニュイな吉田節を……うひーーーー。
場所が絡んでるだけなら、「スラムダンク」なんてどうなっちゃうんだよと言う話だし、カラオケに行けば駅前の映像をほぼ確実に1回は見ることになる。サザンのファンでも混じってた日にゃ10回くらいは見るわけで、あの高校の卒業生なら母校を映像作品中で見るのは慣れっこだ。しかし問題はこの作者で、ということなのだった。なにしろ私の高校時代と言えば、吉田秋生が天下の名作「吉祥天女」を連載ー完結させて大ブレイクした年なのだ。もしかしたら里伽子さんの隣のクラスに私がいて、「吉祥天女」最終回を読んで口をあんぐりさせているかもしれない……なんて妄想になってしまうわけで。虚実が変な具合に入り交じりすぎるよう。ぐるぐるぐる。
ところが意外にも「海街diary」の方は楽しかった。
高校生がいないから距離がとれるんだろうなあ。極楽寺はちょっとクラスが一つ上な印象で、ミステリアスな憧れの地だし。
「すずちゃんの鎌倉散歩」新しい情報ばかりで新鮮…。俗っぽく使い古されて掲載を避けたのであろうカレー屋の「珊瑚礁」すら行ったことない私。上で言った「正しいロケハン」が裏目に出ている部分もある。北鎌倉高校から江の電鎌倉駅へ歩くって! 歩けないことはないけど、ちょっと物好き。江の電鎌倉駅=JR鎌倉駅なわけで、つまりJRでマルひと駅だからね。ルートも微妙にぼかしてあります。一方ハイキングコースはかなりちゃんと書いてあるし、正確。まあこれは適当なことを書くと遭難者でるからね。
おまけ情報。母校へのアクセスは私が通ってた、「蝉時雨のやむ頃」の表紙の駅をつかう海側コース以外に、山側へ出て湘南モノレールを使う通学路もあるんだけど、こっち側通学の人にぜひおすすめなのが「美鳥の日々」。特にアニメの方。こっちはこっちで、よく知る風景の中でこんな変態な話を展開されるんだから大変だろうなあ^^;;;;;;;;;;男子高校生の右手にクラスメイトの女の子が憑依するって話だから!
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*1:ロケってのはきれいな風景をつまむもんで、繋ぎに整合性がとれてる必要なんてないのだ。